先に結論:2024年モデルのシャープのエアコン(Vシリーズ・Eシリーズ/AY-S22VW代など)では、メーカーが修理方法を出している異音が2つあります。①運転の始まりや暖房の霜取りの時の「キシキシ(キシミ音)」(サービス資料QAY-355)、②左右の風向き板が動く時の「カタカタ」(QAY-351)。どちらもまれに起きるもので、部品の追加・交換で改善できます。
新しいエアコンから聞き慣れない音がすると心配になりますよね。2024年モデルの一部機種では、シャープが原因と直し方を修理店向けに案内している音が2つあります。
目次
①「キシキシ」というキシミ音(QAY-355)
音が出るタイミング
- 運転を始めた時
- 部屋が設定温度に達して、運転が切り替わる時
- 暖房中の霜取り運転の時
原因と直し方
本体の右側で、外側のカバーと内部の部品が温度の変化で伸び縮みしてこすれるために起きます。この部品は熱をやり取りする部分(熱交換器)に固定されていて、温度の影響を受けやすいため、まれに音が出るとのことです。修理では、こすれる部分の間に樹脂のシートを追加して音を抑えます。
②風向き板の「カタカタ」音(QAY-351)
左右の風向きを変える板(ヨコルーバー)が動く時に、まれにカタカタと音がすることがあります。板を動かすモーターの細かな振動で、板の軸と支えの部分がビビるのが原因です。修理では、支えの部品(ルーバーササエ)を改良品に交換します。
対象の機種(2024年モデル)
- AY-S22VW/S25VW/S28VW/S40VW/S40V2W/S56V2W/S63V2W
- AY-22SVE4/25SVE4/28SVE4/40SVE4/56SVE4/63SVE4
- AC-S22ATC/S28ATC/S40ATC/S56ATC/S63ATC
- AC-22SFH/25SFH/28SFH/40SFH/56SFH2
- AY-S22EW/S25EW/S28EW/S40EW/S56E2W
- AC-S22AW/S28AW/S40AW
- AY-S22EKS/S25EKS/S28EKS/S40EKS/S56EKS
- AC-22SFE/25SFE/28SFE/40SFE/40SFE2/56SFE2
本体の分解が必要な修理です。購入から1年以内なら、まずはメーカー保証での修理をご相談ください。
正常な音との見分け
エアコンは、冷媒が流れる「シュー」「チョロチョロ」という音や、温度変化で樹脂が伸び縮みする「ピシッ」という音が出ることがあり、これらは故障ではありません。ほかの年式の機種の風向き板の音(QAY-310)や、音の種類ごとの見分け方はエアコンの異音は故障?正常?にまとめています。風向き板が折れた場合はエアコンのルーバーが折れた・外れたをご覧ください。
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