▶ シャープエアコンの本体に「H5」表示・暖房が止まる
▶ 2024〜2026年モデルで「7-0」エラーが出て止まる

シャープのエアコンで、運転ランプやタイマーランプが点滅して運転が止まる、エラーのような表示が出る——そんな時に、あわてず原因を確認する方法をまとめます。
まずはリセット(一時的な作動のことも)
点滅は、本機の保護回路が一時的に働いただけのこともあります。次を試してください。
- リモコンで運転を停止する
- 電源プラグを抜く(またはブレーカーを切る)→約1〜10分待ってから入れ直す
- 再度運転して、点滅が消えて正常に動くか確認する
これで直り、その後も問題なければ、一時的な作動だった可能性が高いです。
エラー番号を自分で確認する(自己診断)
点滅が繰り返す場合は、原因を示すエラー番号を確認できる機種があります。シャープの案内では、ランプ点滅が消えた状態でリモコンの「停止」ボタンを5回続けて押すと、約3分間エラー番号が点滅表示されます。表示された番号(例:「19-0」=室内ファン異常など)を控えてご相談ください。原因の特定と、必要な部品の準備が早くなります。
なお「全部のLEDランプが点滅して電源が入らない」といった特定のパターンは、メーカーが把握している故障のことがあり、機種の世代ごとに対応方法が用意されています。無理に使い続けず点検をご相談ください。
リモコンでエラー番号を呼び出す方法(2018年モデル以降の多くの機種)
シャープのサービス資料(2023年モデル共通「エラー表示」)には、ランプの点滅を数える以外の呼び出し方も書かれています。エアコン本体もリモコンも止めた状態で、リモコンを本体に向けて操作します。
- 温度の「↓」ボタンを5秒間長押しすると、リモコンの画面に「00」と出ます
- 「↑」ボタンを押すたびに「00」→「01」→…→「31」と数字が変わります。エアコン本体から「ピーッ」と高い音がした番号が、エラー番号の前半です(違う番号では「ピッ」と低い音が1回。エラーがないときは「00」で「ピーッ」と鳴ります)
- 前半の番号が出た状態で風量(FAN)ボタンを押すと「-0」と出ます
- 「↑」ボタンで「-0」〜「-7」と変えていき、「ピーッ」と鳴った番号が後半です
前半と後半を合わせたもの(たとえば「7-0」)がエラー番号です。リモコンが本体とやりとりできるタイプ(Xシリーズなど)は、リモコンの「お知らせ」ボタンでリモコンに表示されます。
室内機のランプで見る場合は、運転ランプの点滅回数が前半の10の位、タイマーランプが前半の1の位、プラズマクラスターランプが後半を表します。ランプによる表示は約3分で消えます。ボタンの名前やランプの色は機種によって違うので、お使いの機種の取扱説明書もあわせてご確認ください。
エラー番号のおもな意味(2023年モデル共通の資料より)
同じ資料のエラー一覧を、お客様向けにかみくだいてまとめました。年式・機種によって内容が違うことがありますので、目安としてご覧ください。
ご家庭で確かめられることがあるもの
| 番号 | 内容 | 資料に書かれている確認ポイント |
|---|---|---|
| 2-0 | 圧縮機が熱くなりすぎた | 室外機の吹出口がふさがれていないか、フィルターの目づまり |
| 2-3 | 室内機の熱交換器が熱くなりすぎた | 室内機の吸込口・吹出口がふさがれていないか、フィルターの目づまり |
| 2-5 | 室外機の電気部品が熱くなりすぎた | 室外機の吹出口がふさがれていないか |
| 7-0・7-2 | 室外機に流れる電気が多すぎる | 室外機の吹出口がふさがれていないか(→ 7-0の詳しい解説) |
| 21 | 左右の風向き部品(左右なめらかガイド)の取り付け | 取扱説明書どおりに取り付けられているか |
| 22-2 | プラズマクラスターのユニットの使用時間が上限をこえた | ユニットの交換(→ ユニット交換の解説)。冷暖房は使えます |
| 24-1〜24-3 | 無線LAN・インターネットにつながらない | 無線ルーターやインターネット回線の接続 |
| 28 | フィルターのお掃除機能まわり | フィルターが確実に取り付けられているか |
確かめるときは、必ず電源プラグを抜いてから行い、エアコンの内部には手を入れないでください。
保護のための一時停止(故障とは限らないもの)
資料では、次の番号は部品を守るために室外機が一時的に止まるものとされています(室内機は運転を続けます)。
- 2-1・2-2・2-3・2-4(圧縮機や熱交換器の温度、凍結を防ぐための一時停止。2-3は、止まってしまう場合(上の表)と一時停止の場合の両方があります)
- 3-0(除湿運転中の一時停止)
- 13-3(電流が多いときの一時停止)
点検・修理が必要なもの
次の番号は、部品の交換や配線の確認など専門の点検が必要なものです。番号と型番を控えてご相談ください。
- 1・5(室外機の温度センサー)/6(室外機の電流)/10(室外機のデータ)/11(室外機のファン)/12(室外機の端子板の温度ヒューズ)/13(圧縮機)
- 9(冷房・暖房の切り換え。9-4はガス漏れの検知→ ガス漏れの解説)
- 14(電源の電圧の異常)/23(電源の電圧の誤り。全部のランプが点滅し、ブザーが鳴り続けます)
- 17・18(室内機と室外機をつなぐ配線)/19(室内機のファン)/20(室内機の基板)/26(室内機のセンサー)/31(基板どうしの通信)
※この2つの節は、シャープの販売店向けサービスマニュアル「23冷共通:エラー表示」(23AC_APPENDIX2・2025年7月更新)の記載を当店で確認のうえ執筆しています。
本体ではなく「リモコン」のことも
「運転しない=本体の故障」と思われがちですが、リモコンの発信部(赤外線LED)の不良で操作が届いていないだけのこともあります。スマホのカメラでリモコンの先端を映しながらボタンを押し、画面で光が見えれば発信はしています。光らない場合はリモコンの故障が疑われます(純正リモコンはお取り寄せできます)。
相談の目安
リセットで直らない・エラー番号が出る・全ランプ点滅などの場合は、本体型番とエラー番号を添えてご相談ください。あわせてエアコンが冷えない時の確認ポイントもご覧ください。
よくある質問
ランプが点滅していますが故障ですか?
一時的な保護動作でランプが点滅し、リセットで復帰することもあります。ただし「全部のランプが点滅して電源が入らない」など特定のパターンは、メーカーが把握している故障のこともあります。まずはリセットを試し、直らなければエラー番号を確認してご相談ください。
エラー番号はどうやって確認しますか?
ランプの点滅が消えた状態で、リモコンの「停止」ボタンを5回続けて押すと、約3分間エラー番号が点滅表示される機種があります(自己診断)。表示された番号を控えてご相談いただくと、原因の特定が早くなります。
リモコンが原因のこともありますか?
はい。運転しない原因が本体ではなくリモコンの発信部(赤外線LED)の不良のこともあります。スマホのカメラでリモコンの先端を映しながらボタンを押し、光が見えれば発信はしています。光らない場合はリモコンの故障が疑われます。
この症状、直る?を無料で相談できます
修理部門で約20年の経験を積んだスタッフが、型番の調べ方から部品選びまでお答えします(24時間以内に返信)。
💬 家電ドクターに無料相談 ▶ みんなのQ&Aを見る








