先に結論:シャープのコードレス掃除機で、本体が途中から折れた(EC-SR3S代)、ヘッドのレバーが折れて回転ブラシが回らない(EC-SR7代・EC-HR7代)——どちらもメーカーのサービス資料(QRC211・QRC218)に原因と直し方があり、丸ごと買い替えなくても部品交換で直せる場合があります。本体の部品は強度を上げた改良品になっています。修理できるかどうかは、実機の状態と部品の適合・在庫を確認して判断します。
コードレス掃除機が折れてしまうと「もう買い替えかな」と思いがちです。でも、折れた場所によっては、部品交換で修理できる場合があります。メーカーが修理店向けに出している事例を2つご紹介します。
目次
事例①:本体が真ん中から折れた(EC-SR3S代・QRC211)
この事例でいう「本体パイプ」は、手元の本体にある部品です。床掃除用の長い延長パイプとは別の部分を指します。

- 症状:掃除機の本体が途中で折れる
- 原因:本体の真ん中に、樹脂を成形した時の継ぎ目がある。掃除機を横に倒した状態で上から強く押さえるなど、横から強い力がかかると、そこで割れることがある
- 直し方:「本体パイプ」(正式部品名:ホンタイパイプDK)を交換。新しい部品は形を変えて継ぎ目の強度を上げた改良品です
- 資料当時の部品価格:2022年1月の希望小売価格は5,800円(税抜)。現在の価格ではなく、工賃や送料なども含みません。機種・色で品番が異なります(EC-SR3S-P・EC-SR3SX-P用/EC-SR3SX-S用)
事例②:ヘッドのレバーが折れて、ブラシが回らない(EC-SR7代・EC-HR7代・QRC218)

- 症状:使っているうちにヘッドの「ノズルレバーK」が折れ、回転ブラシが回らなくなる
- 原因:敷居などの段差を乗り越える時にレバーが引っかかり、根元に強い力がかかって折れると考えられる
- 直し方:ヘッドを丸ごと交換するのではなく、ノズルレバーKを交換して修理するよう案内されています
- 資料当時の部品価格:2022年4月のノズルレバーKの希望小売価格は4,100円(税抜)。現在の価格ではなく、工賃や送料なども含みません
修理資料に記載された対象の製造番号
以下はQRC218に記載された範囲です。部品の適合は、型番と製造番号を伝えて確認してください。
- EC-SR7-P:100001〜112574/EC-SR7-N:100001〜108740
- EC-HR7-P:100001〜109802/EC-HR7-T:100001〜112304
製造番号は本体のシールに書かれています(型番の調べ方)。
修理を相談するときは

破損したまま使い続けず、運転を停止し、本体からバッテリーを外してから確認してください。ご自身で本体を分解・修理せず、販売店やメーカー修理窓口へご相談ください。型番・製造番号と破損箇所の写真があると、交換部品の適合・在庫・費用を確認しやすくなります。
折らないための使い方
- 掃除機を横に倒したまま上から押さえつけない
- 敷居や段差は、ヘッドを少し持ち上げて越える
ブラシが回らない原因はほかにも
レバーが折れていないのにブラシが回らない時は、髪の毛の巻き付きやベルトの劣化など別の原因のことがよくあります(掃除機の回転ブラシが回らない!買い替え前に試す3つの確認)。ヘッドの純正部品の品番はシャープ掃除機のブラシが回らない・吸わない|純正パーツ品番の対照表、吸わない時の全体の確認は掃除機が吸わない時の4つの確認ポイントにまとめています。
部品の取り寄せは型番をお知らせいただければお調べします(純正部品の取り寄せ方法)。
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