「洗濯が終わったのに柔軟剤が投入口に残っている」「柔軟剤の香りがしない」——ドラム式洗濯機でよくいただくご相談です。故障ではなく、洗って直ることがほとんどですが、部品の割れが原因のこともあります。

まず「入れすぎ」を疑ってください
いちばん多い原因です。柔軟剤は規定量を超えて入れても効果は上がりません。それどころか、粘度の高い柔軟剤を入れすぎると流れきらずに投入口に残り、それが固まってさらに詰まる、という悪循環になります。
自動投入タンクは、透明窓の「これ以下▼」表示より多く入れないでください。補充後は透明窓と自動投入部ふたを閉めます。開けたままにすると水分が蒸発し、柔軟剤が固まって経路が詰まる原因になります。詳しくは洗剤・柔軟剤の入れすぎは逆効果でも解説しています。
次に、自動投入タンクと経路を洗浄します
柔軟剤は長く空気に触れたり、しばらく使わなかったりするとゼリー状に固まることがあります。SHARP公式の手順に沿って、タンクだけでなく自動投入経路まで洗浄します。

- 自動投入部ふたを開け、タンクの取っ手を起こして、斜めにせず真上に持ち上げます。柔軟剤が垂れることがあるため、タオルで受けてください。
- ふたのツメを押し上げてふたを外し、タンクとふたを水洗いします。ぬめりが取れるまで洗い、残った柔軟剤は再利用しません。
- タンクを外した本体側は、水を含ませてよくしぼった、やわらかい布で拭きます。
- ふたを戻し、タンクに水を「これ以下▼」表示まで入れます。40℃以下のお湯を使うと洗浄効果が高まります。元の位置に戻し、しっかり押し込んでください。

自動投入経路の洗浄も行います
- 水栓を開けます(洗濯物は入れません)。
- 電源を入れ、「自動投入」ボタンを3秒以上長押しして洗浄モードに入ります。
- 「自動投入」ボタンで「柔軟剤のみ」を選び、スタートします(洗浄時間は約3分)。
- 終了後にタンクを取り出して水を捨て、水分を拭き取ってから元の位置へ戻します。

※ボタン位置や表示は機種によって異なります。お使いの機種の取扱説明書も確認してください。
洗っても直らない時は、部品の割れ・変形かも
次のような場合は、タンク自体の交換が必要です。
- タンクにひび・欠けがある
- ふた・接続部・タンクフィルターが破損している
- 変形して本体にきちんと収まらない
- タンクと経路を洗浄しても自動投入されない

純正 柔軟剤タンク 2104210022 の適合機種
当店取り扱いの純正柔軟剤タンク(流通コード2104210022)は、次のドラム式26機種に適合します。
- ES-V11A-NL/NR、ES-V11B-NL/NR、ES-V12C-NL/NR
- ES-W113-SL/SR、ES-W114-SL/SR
- ES-WS13-TL/TR、ES-WS14-TL/TR
- ES-X11A-SL/SR・TL/TR、ES-X11B-SL/SR・TL/TR、ES-X12C-SL/SR・TL/TR


末尾の記号にご注意ください。「-NL/-SL/-TL」は左開き、「-NR/-SR/-TR」は右開きを表します。本体の型番は末尾まで含めて確認してください(型番の調べ方)。上の一覧にない機種は別品番になりますので、型番をお知らせいただければお調べします。
再発を防ぐには
- 柔軟剤は「これ以下▼」表示より多く入れない
- 補充後は透明窓と自動投入部ふたを閉める(水分蒸発による詰まりを防ぐため)
- 6カ月ごと、柔軟剤の種類を変える時、1カ月以上使わなかった時、ゼリー状になった時にタンクと経路を洗浄する
投入口まわりからの水漏れが気になる場合はシャープ洗濯機の水漏れはどこから?もあわせてご覧ください。
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