「もう部品はないと言われた」「10年前の製品だけど直せる?」——修理や部品のご相談でよくいただく質問です。判断の基準になるのが補修用性能部品の保有期間です。シャープ公式の一覧をもとに、分かりやすくまとめました。
補修用性能部品とは
シャープの定義では、「その製品の性能を維持するために必要な部品」のことです。モーターや基板など、無いと製品が正しく動かない部品が該当します。メーカーはこれを一定期間、修理用に確保しています。
シャープの保有期間 一覧(主な製品)

| 製品 | 保有期間 |
|---|---|
| エアコン/扇風機 | 10年 |
| 冷蔵庫/冷凍冷蔵庫 | 9年 |
| 液晶カラーテレビ、ブルーレイ/DVDレコーダー、電子レンジ/オーブンレンジ、ウォーターオーブン(ヘルシオ) | 8年 |
| 全自動洗濯機 | 7年 |
| ドラム式洗濯乾燥機/タテ型洗濯乾燥機、衣類乾燥機、ふとん乾燥機、掃除機、ジャー炊飯器、空気清浄機/加湿空気清浄機、加湿器、電気ストーブ、セラミックファンヒーター、LEDシーリングライト | 6年 |
| ホットクック、ヘルシオグリエ、オーブントースター、電話機、電子辞書 | 5年 |
出典:シャープ公式「補修用性能部品の保有期間」(2020年6月現在)。上記は主な製品の抜粋です。
ここが誤解されやすい:起算日は「製造打ち切り時」
公式の注記には「保有期間の始期は、その製品の製造を打ち切った時です」と明記されています。お客様が購入した日からではありません。

これがどう効いてくるかというと——
- 買ってから年数が経っていても部品があることがあります。発売直後に買った製品なら、製造終了はもっと後だからです
- 逆に、買ってからの年数が浅くても部品が終わっていることがあります。すでに製造終了から時間が経っていた型落ち品を買った場合です
ですので「うちのは何年前だから無理」と自己判断せず、型番で確認するのが確実です。
洗濯機は「種類」で年数が違います
意外と知られていませんが、同じ洗濯機でも全自動洗濯機は7年、ドラム式洗濯乾燥機・タテ型洗濯乾燥機は6年と分かれています。乾燥機能が付いたタイプのほうが1年短い設定です。ご自身の製品がどちらなのか、確認しておくと目安になります。
期間を過ぎたら必ず修理できない?
いいえ、そうとも限りません。
- 保有期間を過ぎても、在庫が残っていれば購入できることがあります
- 部品によっては後継品・代替品が設定されていることがあります(品番が統合されるケースもあります)
- 逆に期間内でも、部品によっては先に終了していることがあります
当店では、廃番の場合も後継品・代替品の有無まで確認してご案内しています。部品の取り寄せ方法はシャープ純正部品の取り寄せ方法をご覧ください。
修理か、買い替えか
判断の目安としては、次のように考えると整理しやすくなります。
- 保有期間内で、修理代が買い替えの半分以下なら修理を検討する価値があります
- 保有期間を大きく過ぎている場合、直しても次の故障で部品が無い可能性があります
- 同じ箇所が短期間に繰り返し壊れる場合は買い替えも視野に
エアコンの修理費用の目安はシャープエアコンの修理はいくら?にまとめています。純正部品と互換品の違いはシャープ純正部品と互換品は何が違う?をご覧ください。
まずは型番をお知らせください
「部品がまだあるか知りたい」というご相談は、型番さえ分かれば無料でお調べします。型番の見つけ方は型番の調べ方で家電ごとに解説しています。
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