カレーや煮込みを作ったあと、ホットクックのふたを開けると前の料理のにおいが残っている――。においが移りやすいのは内鍋だけではありません。内ぶた(とそのゴムパッキン)、まぜ技ユニット、蒸気口カバー、つゆ受けも要注意です。シャープ公式の答えは「冷めたらすぐ洗う」と「水とレモンで加熱」。それでも取れない・パッキンが傷んだときは、内ぶたを部品で交換できます。
においが残りやすい部品と、公式の予防法
公式Q&Aとお手入れ資料では、においの強い料理のあとは長時間放置や長時間の保温をせず、製品が冷めたらすぐに次の部品を洗うよう案内されています。
- 内ぶた(ゴムパッキン付き):蒸気が直接当たり、パッキンのすき間に汁が残りやすい部品
- まぜ技ユニット:ウィングの付け根とカバーの内側
- 蒸気口カバー:裏側も洗う
- つゆ受け
- 内鍋・蒸しトレイ(蒸し板)
なお、使い始めのプラスチックのようなにおいは、使ううちに少なくなると公式Q&Aにあります。

内ぶたの外し方と洗い方(KN-HW24H・KN-HW16Hの例)
1. 内ぶたを外す
電源プラグを抜き、本体と部品が十分に冷めてから始めます。レバーを外側に押して内ぶたを手前に開き、真上に少し持ち上げてから斜めに引き抜きます。外すのは内ぶた全体で、ゴムパッキンを引っ張る手順ではありません。

2. パッキンの内側を洗い、すすいで乾かす
ゴムパッキンは外さず、内側を軽く開いて洗います。台所用中性洗剤を柔らかいスポンジに含ませ、やさしく汚れを落としてください。十分にすすぎ、パッキン内部にたまった水も拭き取って、よく乾燥させます。

3. 乾いてから内ぶたを取り付ける
水気を残したまま取り付けるとさびの原因になると公式資料にあります。取り付けは、2か所の突起を穴に差し込んでからレバーに押し込んで固定します(機種により異なります)。

⚠️においを消したくても使わないもの:公式のお手入れ資料では、シンナー・ベンジン・アルコール、クレンザー、漂白剤、酸性・アルカリ性の洗剤、金属タワシ、かためのスポンジは使わないよう書かれています(塗装のはがれや変色、内部に液がしみ込んでの故障の原因)。またパッキンは引っ張ったり、取り外したりしないでください。
食器洗い乾燥機は、KN-HW24H・KN-HW16Hの資料では内鍋以外の部品は使えるとされていますが、食洗機側の取扱説明書もよく確認してください。旧型は扱いが異なる場合があるので、お使いの機種の説明書を優先してください。
洗っても残るにおいは「水とレモンで加熱」
公式Q&A「製品についた、においを取りたい」の方法です。
- KN-HW24H・KN-HW16Hでは、内鍋に水を600mL程度入れ、内鍋をセットしてふたを閉め、「手動で作る」→「蒸す」→「30分」→「スタート・決定」の順に操作します。沸とう後30分の加熱で、開始から30分という意味ではありません。
- まぜ技ユニットも加熱する場合は、機種の説明書で取り付け位置を確認してください。KN-HW24H・KN-HW16Hの公式図では、ふた側に装着した状態で、ウィングを閉じています。一律に内鍋へ入れる方法ではありません。
- レモン1個を8つほどに切って水に加えると、においが軽減します(レモンは必須ではありません)
操作の画面は機種で違います。KN-HW24G・KN-HW16Gの具体的な操作(「手動で作る」から選ぶ手順)は → 内鍋のお手入れ(におい用の操作)。加熱後は熱湯と蒸気に注意し、部品が冷めてから洗ってください。

旧型は「中央パッキン」の向きに注意
KN-HT24Bなど、中央パッキンの付け直し方法が案内されている機種では、内ぶたの中央にあるゴムのパッキンが外れてしまうことがあります。公式Q&Aによる付け直し方は次のとおりです。
- 内ぶたの「正面」マークのある面と、パッキンの「正面」マークのある面を合わせる
- パッキンはたたんで穴に入れ、穴の中で開いて取り付ける
- 外れかかっていないか確認する
表裏を逆にしたり付け方が不十分だったりすると、蒸気がもれる、表示部がくもるほか、まぜ技ユニットが回転しにくくなり部品が破損するおそれがあります。一方、KN-HW24H・KN-HW16Hの資料では「パッキンは取り外さない」とされています。外周のパッキンと中央パッキンは別です。におい取りや洗浄のために、わざと外さないでください。中央パッキンが外れた場合も、型番・向き・取り付け方が不明なら無理に戻さず相談してください。

取れないにおい・傷んだパッキンは「内ぶた」ごと交換できます
公式Q&Aでは、内ぶた・まぜ技ユニット・つゆ受けなどは別売品として、お買いあげの販売店やシャープ製品取扱店で購入できると案内されています。パッキンが切れた・ちぎれた、洗ってもにおいが気になる、という場合は部品交換を検討できます。においはほかの部品に残っている場合もあるため、交換だけで必ず解消するとは限りません。切れ・ちぎれがあるときは使用前に交換を相談してください。シャープ公式「別売オプション品」の掲載(2026年9月当店確認)では次のとおりです。
- KN-HW24G/KN-HW24H/KN-HW24K:内ぶた 3621170020
- KN-HW16G/KN-HW16H/KN-HW16K:内ぶた 3621170022
- KN-HW24C/KN-HW24E/KN-HW24F/KN-HT24B:内ぶた 3621170004、内ぶた中央パッキン 3623920009
- KN-HW16D/KN-HW16E/KN-HW16F/KN-HT99B/KN-HT16E/KN-SH16W:内ぶた 3623440021、内ぶた中央パッキン 3623920009
- KN-HW10E/KN-SH10W:内ぶた 3621170008、内ぶた中央パッキン 3623920009
- KN-HW10G:内ぶた 3621170015、内ぶた中央パッキン 3623920026
- KN-HT99A:内ぶた 3621170002、内ぶた中央パッキン 3623920009
- KN-MN16H:内ぶた 3621170026
KN-HW24G/KN-HW24H/KN-HW24K、KN-HW16G/KN-HW16H/KN-HW16K、KN-MN16Hでは、公式一覧に中央パッキンの単品掲載がないため、内ぶたの交換について確認してください。一方、KN-HW10Gには中央パッキン3623920026の単品掲載があります。末尾の英字や容量だけで判断せず、本体型番で照合し、在庫・供給状況も購入前に確認してください。蒸気口カバーやつゆ受けも機種別に掲載があります。型番の確認は → 型番の調べ方。当店でもお取り寄せできます → 純正部品の取り寄せ方法。サイズが合いそうでも、型番で適合を確かめた純正部品をおすすめします → 純正と互換品の違い


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本記事はシャープ公式Q&A(製品からにおいがします・製品についた、においを取りたい・内ぶたの中央パッキンがはずれた・別売品の購入)、KN-HW24H・KN-HW16Hのお手入れ資料、KN-HT24Bの内ぶたのお手入れページ、別売オプション品の掲載(2026年9月確認)を当店で確認のうえ執筆しています。部品の外し方・食器洗い乾燥機の可否・品番は機種により異なります。部品の供給状況は時期により変わります。
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