ホットクックの内鍋にこびりついた汚れが落ちない、虹色のしみや白い跡が気になる――。ゴシゴシこすりたくなりますが、金属タワシやクレンザーはコーティングを傷めるので使えません。シャープ公式には、本体の機能を使った加熱式のお手入れと、汚れの種類別の落とし方が案内されています。さらに内鍋だけを別売で買うこともできます。当店で公式資料を確認して、順にまとめました。
▶ ホットクックの内ぶた・パッキンのにおいが取れない
まず、フッ素コート内鍋かステンレス内鍋かを確認
同じホットクックでも、内鍋の種類によって使えるお手入れ方法が違います。内側が黒〜濃いグレーのフッ素コート内鍋と、銀色のステンレス内鍋を区別してください。本体が旧型でも、内鍋だけ新しいものに交換されている場合があります。見た目だけで迷ったら、内鍋の品番や写真を添えてご相談ください。

ふだんの汚れ・こびりつきは、柔らかいスポンジで
手洗いするときは、電源プラグを抜き、本体と内鍋が冷めてから始めます。フッ素コート内鍋は台所用中性洗剤と柔らかいスポンジで洗い、よくすすいで水気を拭き、十分に乾かします。
こびりつきは、まずお湯につけ置きしてふやかします。無理に削らず、柔らかいスポンジでやさしく落としてください。落ちにくい場合は、次の機種に合った加熱式のお手入れを確認します。

こびりつき用:本体の「お手入れ」機能を使う
以下はKN-HW24G・KN-HW16Gの操作例です。別の機種では画面・操作・水量が異なる場合があります。お使いの機種の説明書を優先してください。
- 内鍋に水を入れます。汚れ具合に応じて、「白米水位の1」以上、「水位MAX」以下にします。
- 内鍋を本体にセットし、ふたを閉めます。
- 初期画面で「お手入れ」→「お手入れを開始する」→「スタート・決定」を選びます。加熱時間は沸とう後10分で、開始から合計10分ではありません。
- 終了後はそのまま数時間置きます。熱湯・蒸気に注意し、手洗いはプラグを抜いて十分に冷めてから、柔らかいスポンジで行います。

旧型ステンレス内鍋の一部機種には重曹を使う公式案内もありますが、上のG機種の手順にそのまま加えるものではありません。内鍋の加工と機種に合う説明書で確認してください。
におい用:「手動で作る」から「蒸す」を選ぶ
KN-HW24G・KN-HW16Gでは、こびりつき用の「お手入れ」とは別の操作です。
- 内鍋に水600mL程度を入れます。においを軽減したいときは、レモン1個を8つほどに切って加えてもかまいません。レモンは必須ではありません。
- 内鍋を本体にセットし、ふたを閉めます。
- 「手動で作る」→「蒸す」→「30分」→「スタート・決定」で加熱します。30分は沸とう後の時間です。
終了後の熱湯・蒸気に注意してください。手洗いは電源プラグを抜き、十分に冷めてから行います。機種が違う場合は、同じ水量・時間と決めつけないでください。

虹色・白いしみ:ステンレス内鍋向けの方法を確認
以下はKN-HT24Bのステンレス内鍋向けの公式案内です。フッ素コート内鍋へそのまま当てはめないでください。
水に含まれる成分による虹色・白いしみについて、公式では人体に影響するものではなく、そのまま使えると案内されています。気になる場合は、水大さじ1(約15mL)にクエン酸小さじ1程度を溶かし、柔らかいスポンジに含ませてこすります。よくすすいで水気を拭き取ります。クエン酸は無添加、または純度99.5%以上のものを使います。
さびやコーティングのはがれと区別できない場合、内鍋の種類が分からない場合は、こする前に相談してください。

使ってはいけない道具・洗剤
フッ素コート内鍋は、金属タワシ、硬いスポンジ、粉末クレンザー、漂白剤などで洗わないでください。塗装のはがれや傷、変色などの原因になります。
G機種のお手入れ説明書では、シンナー、ベンジン、アルコール、オーブンクリーナー、住宅用・家具用・換気扇用の合成洗剤、酸性・アルカリ性洗剤、スプレー式洗剤なども禁止されています。ステンレス内鍋向けの個別のお手入れ案内と混同せず、現在使用している内鍋の説明書を確認してください。
内鍋は食洗機・食器乾燥器に入れない
内鍋には食器洗い乾燥機も食器乾燥器も使えません。手洗いしてください。一方、KN-HW24G・KN-HW16Gでは、内ぶたやまぜ技ユニットなどの取り外せる部品に食洗機を使えます。本体や電源コードまで洗えるという意味ではありません。部品ごとの説明書を確認します。
内ぶたのパッキンは引っ張ったり取り外したりしないでください。内鍋の持ち手がぐらつく場合も、そのまま使わず点検・相談をしてください。

内鍋だけを買えます:本体型番で適合を照合
内鍋は別売品として購入できます。容量や見た目だけで選ばず、本体ラベルの「KN-」から始まる型番を確認してください。公式適合表で確認できる組み合わせは次のとおりです。
- 2.4L:TJ-KN2FBA。KN-HW24G、KN-HW24H、KN-HW24F、KN-HW24E、KN-HW24C、KN-HT24B。
- 1.6L:TJ-KN1FBA。KN-HW16G、KN-HW16H、KN-HW16F、KN-HW16E、KN-HT16E、KN-HW16D、KN-HT99B、KN-SH16W、KN-HT99A。
- 1.0L:TJ-KN05FB。KN-HW10G、KN-HW10E、KN-SH10W。

旧機種との組み合わせでは、調理時間や仕上がりが変わる場合があります。公式表にある「持ち手のサイズが異なり取り出しにくい」という注意は、旧仕様の内鍋をG/H機種へ使う組み合わせについてのものです。新しいFBA内鍋を旧機種へ使う場合すべてに当てはまる注意ではありません。
TJ-KN2B・TJ-KN2・TJ-KN1B・TJ-KN1はフッ素コートなしの旧品番です。一覧に型番がない場合は、購入前に最新の適合を確認してください。価格・在庫もお問い合わせ時に確認します。
フッ素コートがはがれてきたら?
よくいただく質問ですが、公式には「内鍋のフッ素加工は、使ううちにはがれることがありますが、衛生上問題ありません」と書かれています。何年で交換という寿命の目安は、公式には示されていません。お手入れがしづらくなった、気になる、という段階で買い替えを検討すれば大丈夫です。
相談の目安
- 型番(本体の底や側面にあります → 型番の調べ方)
- 内鍋の状態(こびりつき/変色/コーティングのはがれ)
内鍋・まぜ技ユニット・内ぶたなど、部品のお取り寄せもご相談ください。→ 純正部品の取り寄せ方法|正規取扱店ガイド
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本記事・図解は、KN-HW24G・KN-HW16Gのお手入れ説明書、KN-HT24Bの内鍋お手入れ案内、内鍋適合表の記載を当店で確認してまとめています(確認日:2026年9月17日)。お手入れ方法・分量・品番は機種や年式により異なります。お使いの機種の取扱説明書もあわせてご確認ください。別売品の価格・在庫は変動します。
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