古い扇風機はここをチェック|経年劣化で発煙・発火のおそれ。すぐ使用をやめるべき4つの症状と、製造年の調べ方(シャープ公式)

押し入れから出した扇風機、スイッチを入れたら回り出すまで妙に時間がかかる・モーターのあたりが熱い・焦げたようなにおいがする── 「まだ動くから」と使い続けるのが一番危ない家電が、長年使った扇風機です。

シャープは公式に「長年ご使用の扇風機についてのお知らせとお願い」を出し、経年劣化による発煙・発火のおそれと、すぐに使用をやめるべき4つの症状を示しています。来夏に出す前の点検として、この記事を見てください。

目次

なぜ古い扇風機が危ないのか

公式の説明では、長年使用した扇風機はモーター、コード、コンデンサーなどの電気部品が経年劣化し、発煙・発火のおそれがあります。扇風機は構造が単純なぶん、10年・20年と動き続けてしまい、劣化した部品に気づかないまま使われがちです。

この4つの症状があれば、すぐに使用停止(公式)

  1. スイッチを入れてもファンが回らない
  2. ファンが回っても、異常に回転が遅かったり不規則
  3. 回転するときに異常な音がする
  4. モーター部分が異常に熱かったり、焦げくさいにおいがする

公式は「ご使用前に必ずご確認いただき、次のような症状がある場合は、すぐに使用停止してください」としています。「手で羽根を回すと動き出す」は、1と2に当てはまる典型的な劣化サインです。

修理現場の実感:扇風機の焦げ臭は、モーターのコイルやコンデンサーが熱で傷んでいる合図です。においがした時点で「次は煙」と考えてください。扇風機は部品の保有期間が短く、古い機種は修理部品が残っていないことがほとんどです。

自分の扇風機は何年製?

シャープは機種別製造年一覧表(PDF)を公開しています。本体や底面のシールにある形名(PJ-〇〇など)から製造年を調べられます。製造年が分かれば「何年使っているか」が分かり、買い替えの判断材料になります。

▶ シャープ扇風機 機種別製造年一覧表(PDF)

使う前・しまう前のお手入れ

ホコリは羽根のバランスを崩して異音や振動の原因になり、モーターの放熱も妨げます。シーズンの始めと終わりに、前ガードと羽根を外して洗うのが基本です。外し方・組み立て方は機種で異なるため、シャープの扇風機・サーキュレーターのサポートページから形名を選ぶと、お手入れ方法と組み立て動画が見られます。

  • 作業前に必ず電源プラグを抜く
  • 羽根・ガードは中性洗剤で洗い、完全に乾かしてから組み立てる
  • モーター部分は水につけず、乾いた布で拭く
  • 組み立て後、羽根がガードに触れていないか手で軽く回して確認する

よくある質問

Q. 掃除したら異音が止まった。もう大丈夫?
A. ホコリや羽根の取り付けずれによる音なら掃除で直ります。ただしモーターからの「ジー」「ウーン」という音や焦げ臭は掃除では直りません。4つの症状に当てはまるなら使用をやめてください。

Q. 10年以上使っているが症状はない。使い続けていい?
A. 公式は「症状があれば使用停止」としており、年数だけで一律に禁止はしていません。ただし電気部品の劣化は外から見えません。長年使った扇風機は、就寝中や外出中の使用を避け、シーズンごとに4つの症状を点検することをおすすめします。

Q. サーキュレーターも同じ?
A. モーターで羽根を回す構造は同じです。4つの症状の考え方はそのまま当てはまります。

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出典:シャープ「長年ご使用の扇風機についてのお知らせとお願い」/シャープ 扇風機・サーキュレーター サポート(お手入れ・組み立て)


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