先に結論:シャープのタテ型洗濯乾燥機 ES-PW11E代などでは、洗濯物を入れずに運転した時、脱水が始まって20秒ほどで本体が大きく揺れ、回転が速くなると収まる(止まる直前にも揺れる)という症状について、サービス資料(QRS373)で原因と直し方が案内されています。原因は「連結パッキン」というゴム部品の柔らかさの低下で、この部品の交換で直ります。ただし揺れの原因は設置の状態のことも多いので、まず据え付けを確認します。
脱水の始めだけ洗濯機がガタガタと大きく揺れて、しばらくすると落ち着く——この揺れ方には、はっきりした原因の事例があります。
目次
どんな揺れ方?(資料の説明)
- 洗濯物を入れていない状態(槽洗浄のあとなど)で脱水が始まる
- 回転がだんだん上がり、始まってから約20秒(1分間に約300回転)のあたりで本体が大きく揺れる
- さらに回転が速くなると揺れが収まる
- 脱水が止まる直前にも同じように揺れる
原因:連結パッキンの柔らかさが落ちている
サービス資料によると、「連結パッキン」というゴム部品の柔らかさが落ちて硬くなると、製品が揺れやすい特定の回転の速さのところで水槽の揺れが大きくなる(共振)ことが原因です。そのため、回転の途中の一時期だけ大きく揺れるのが特徴です。
まず確かめること:設置の状態
資料でも、振動が大きい症状は、設置など製品以外の原因も含めていろいろあるので、まず診断の手順に沿って確認するよう書かれています。次の点をご確認ください。
- 洗濯機が水平に置かれているか、脚がガタついていないか
- 床が弱い・傾いていないか、洗濯機の下に物が挟まっていないか
- 洗濯物が入っている時は、片寄っていないか
詳しい確認方法は洗濯機の脱水振動・ガタガタは「据え付け」が原因かもにまとめています。
直し方と部品代の目安
設置に問題がなく、上のような揺れ方をする場合は、連結パッキンの交換で直ります。部品の希望小売価格は7,700円(税込)で、ほかに修理の作業費がかかります。本体の分解が必要なため、修理をご依頼ください。
対象の機種
ES-PW11E、ES-PW10E、ES-PW8E、ES-PW11D、ES-PW10D、ES-PW8D、ES-PT10D、ES-PU11C、ES-PU10C、ES-PT10C、ES-PU11B(いずれも末尾に色記号が付きます)
ほかの揺れ・音の原因
洗濯物が入っている時の脱水の止まり方は脱水が止まる・給水に戻る原因(ストップスイッチと片寄り)、音の種類ごとの見分け方はタテ型洗濯機の異音は故障?をご覧ください。
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