シャープの洗濯機で毛布を洗うには|毛布コースで洗える重さと、別売の洗濯キャップ・丸形ネットが要る機種

毛布を出す季節になると、「洗濯機で洗えるの?」「毛布コースで洗えば大丈夫?」というご相談をいただきます。実はシャープの洗濯機では、毛布コースで洗える重さ・素材と、別売の「洗濯キャップ」や「大型毛布用丸形ネット」が必要かどうかが、洗濯機のタイプと容量によって違います。ここを知らずに洗うと、脱水で止まったり、洗濯物や本体を傷めたりする原因になります。公式の案内をもとに整理しました。

ふだんの洗濯物の入れすぎの目安(容量の7割)は → 洗濯物の入れすぎは何kgから?。脱水中に給水が始まる動きは → 自動修正運転の解説。この記事は毛布・掛けふとんなどの大物を毛布コースで洗う場合の解説です。
目次

洗う前に確認|洗濯機で洗えない毛布・大物

  • 取扱表示のタグ:洗濯機で洗える記号が付いているかを確認します。タグが付いていないものは洗えません
  • 水を通さないもの:防水シーツ、裏がゴムやウレタンのマット、カーペットは洗濯できません
  • 電気毛布:洗えないものがあります。電気毛布の取扱説明書を先に確認してください。洗えるタイプでも、洗濯機での乾燥(洗濯〜乾燥を含む)はしないよう公式に案内されています
  • 毛布は「風乾燥」しない:タテ型の風乾燥・送風乾燥ができないものの例に、毛布が挙げられています(公式Q&A 文書番号142299)
  • 厚い・固い・水をよく吸うもの:洗える表示があっても、異常な振動やけが、本体の破損につながるおそれがあるため、洗濯・脱水しないよう注意されています

早見表|タイプと容量で「洗える重さ」と「必要な別売品」が違う

公式ページ「毛布コースで洗濯・乾燥できるものは?」の、毛布の場合をまとめました(シングル=150×210cm以下、ダブル=180×230cm以下)。

洗濯機のタイプ 洗える毛布(洗濯) 必要な別売品
ドラム式
(洗濯容量9kg以上)
合成繊維100%・綿100%/シングル・ダブル/約4.7kg以下 洗濯キャップ
ドラム式
(洗濯容量7kg以下)
合成繊維100%・綿100%/シングル・ダブル/約3kg以下 なし(対応する洗濯キャップはありません)
タテ型洗濯乾燥機・全自動
(洗濯容量8kg以上)
合成繊維100%・綿100%/シングル・ダブル/約4.2kgまで 約1.5kg以下:大型毛布用丸形ネット
約1.5〜4.2kg:洗濯キャップか丸形ネットのどちらか
タテ型洗濯乾燥機・全自動
(洗濯容量7kg以下)
合成繊維100%/シングル/約3kg以下 大型毛布用丸形ネット(洗濯キャップはありません)
  • 乾燥まで使う場合は条件が厳しくなる:たとえばドラム式9kg以上では、乾燥できる毛布は合成繊維100%・シングル・約4kg以下です
  • 少なすぎてもだめ:タテ型7kg以下では、1.5kg以下の少量は標準コースで洗うよう案内されています。毛布コースは水流が強く、水が外に飛び散るおそれがあるためです
  • 別売品を使わずに傷んだら保証の対象外:指定の洗濯キャップや丸形ネットを使わずに運転して洗濯物や製品が傷んだ場合は、保証の対象外と明記されています

表に当てはまらない容量の機種もあります。例:ES-8XS1(ドラム式)の取扱説明書では、洗濯キャップも毛布洗いネットも使わないよう書かれています。毛布の重さは、体重計で「毛布を抱えて量った重さ−自分の体重」で目安がわかります。最終的には、お使いの機種の取扱説明書で確認してください。

入れかた|ドラム式とタテ型でまったく違う

ドラム式

  • ①長い方向に4〜6つ折りにする
  • ②ドラムの中で、前後にびょうぶ折りにしながら入れる(途中で折りが崩れないように)
  • ③ドラムの中で90度回して、左右にびょうぶ折りにする。最後の折り目が半端なら巻き込む
  • ④9kg以上の機種は洗濯キャップを取り付ける:上→下の順に入れ、片寄りやねじれがないか、手で回してスムーズに動くかを確認します

例:ES-W114やES-8XS1の取扱説明書では、毛布や掛けふとんは必ず1枚で洗うこと、毛布洗いネットは使わないこと(脱水中にネットが片寄り、異音や振動の原因)が注意されています。

タテ型・全自動

  • 丸形ネットを使う場合:6つ折りにしてから巻き込み、ネットに入れて槽に押し込みます。洗濯物の高さは水面より下になるように
  • 洗濯キャップを使う場合(8kg以上):6つ折りにして巻き込み、槽に押し込みます(バランサーの底より上に出さない)。キャップを曲げながら奥→手前の順に入れ、バランサーの下に押し込んで水平にします
  • 洗濯キャップは毛布コース以外で使わない:正しく入れないと、キャップが飛び出してけがや本体の破損につながると注意されています

洗剤は素材に合った液体洗剤を。ウールなど動物の毛の素材は、おしゃれ着用の中性洗剤を使うよう案内されています(→ おしゃれ着の洗い方)。

「脱水できない」「途中で止まる」ときの入れ直し

毛布で止まる原因の多くは、水を吸って重くなった毛布の片寄りです。

  • ドラム式で「E04」:洗濯物が片寄って脱水できないときの表示です(例:ES-W114)。公式の入れかたの説明でも、折り方が崩れたりねじれたりすると片寄ってE04の原因になるとされています。一時停止してドアが開いたら、びょうぶ折りからやり直して脱水し直してください
  • タテ型で「振動が大きく止まった」:例:ES-GE6Hの取扱説明書では、槽が完全に止まってから洗濯物を均一に直し、ふたを閉めてスタートするよう案内しています
  • タテ型で毛布が浮き上がる:同じくES-GE6Hでは、洗いの後半に一時停止し、浮いている部分の空気を押し出してから再スタートする方法が紹介されています

回転中の槽には絶対に手を入れないでください。脱水中に給水が始まってすすぎに戻るのは、片寄りを直すための自動の動きで故障ではありません(→ 自動修正運転)。直しても何度も止まる場合は、ふたのスイッチまわりの確認も → 脱水が止まる原因。

洗濯キャップ・丸形ネットの手に入れかた

洗濯キャップや大型毛布用丸形ネットの品番は、機種ごとに違います。例:ES-W114の取扱説明書では「洗濯キャップ(ドラム式洗濯乾燥機用)流通コード 210 117 1729」が案内されています。お使いの機種の取扱説明書の「別売品」のページか、シャープ公式の別売オプション品ページで確認できます。当店でも、本体の型番がわかれば対応品をお調べし、純正品のお取り寄せをご相談いただけます → 純正部品の取り寄せ方法(型番の見つけ方は 型番の調べ方)。

関連コラム

洗濯物の入れすぎ「7割」の目安/脱水中に給水する自動修正運転/脱水が止まる原因/おしゃれ着の洗い方/乾燥後の乾き残り

この記事について
本記事はシャープ公式ページ「毛布など大物を洗いたいときは?」「毛布コースで洗濯・乾燥できるものは?」「毛布などの入れかたは?」、公式Q&A(文書番号142299)、ES-W114・ES-8XS1(ドラム式洗濯乾燥機)およびES-GE6H(全自動洗濯機)の取扱説明書の記載を当店で確認のうえ執筆しています。洗える重さ・素材・必要な別売品は機種により異なります。

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