「電話に出る前に“この通話は録音されます”と勝手にしゃべる」「かけてきた相手に名前を聞くメッセージが流れて、知人に不審がられた」── シャープの電話機(JD-AT90・JD-AT95・JD-ATM1 などの迷惑電話対策機能つきモデル)でよくあるご相談です。
これらは故障ではなく、詐欺・迷惑電話を防ぐための機能が働いている状態です。この記事では、公式の「迷惑電話対策機能の解除方法」をもとに、8つの機能が何をしているのかと、必要なものだけ残して解除する手順をまとめます。ご高齢のご家族の電話機を設定する方にも読んでいただきたい内容です。
対象機種
JD-AE3CL/JD-AE90CL/JD-AT90CL・CW/JD-AT91CL・CW/JD-AT95C・CL・CW/JD-AT96C・CL・CW/JD-ATM1C・CL(公式ページの記載)。本体底面のシールで形名を確認してください。
8つの迷惑電話対策機能と、個別の解除手順
※【 】はボタン名。「ナンバーディスプレイの契約が必要」とある機能は、契約がないと働きません。
| 機能 | 何をする機能か | 個別の解除手順 |
|---|---|---|
| 自動着信前警告 | 着信音が鳴る前に、相手へ「この通話は防犯のために録音されます」と警告メッセージを流す | 【メニュー/決定】→【5】→【2】→【2】→【1】→【停止】 ※自動通話録音も一緒に解除されます |
| 非通知お断り (ナンバーディスプレイ契約が必要) |
番号非通知の電話を断る | 【メニュー/決定】→【5】→【3】→【2】→【1】→【停止】 |
| あんしんフラッシュランプ (ナンバーディスプレイ契約が必要) |
電話帳に登録のある相手は緑、未登録は赤のランプで知らせる | 【メニュー/決定】→【3】→【3】→【6】→【停止】 |
| 声かけコール | 相手や着信の頻度・日時に応じて注意喚起のメッセージを流す | 【メニュー/決定】→【3】→【4】→【1】→【停止】 |
| 自動聞いてから応答 | 設定回数の着信音のあと自動で応答し、相手の名前を確認するメッセージを流す | 【メニュー/決定】→【5】→【2】→【1】→【1】→【1】→【停止】 |
| 自動通話録音 | 電話に出ると自動的に通話を録音する | 【メニュー/決定】→【5】→【2】→【2】→【1】→【停止】 |
| 通話後声かけ | 電話を切ったときに、迷惑電話への注意喚起メッセージを流す | 【メニュー/決定】→【5】→【5】→【2】→【1】→【停止】 |
| 通話後番号登録 (ナンバーディスプレイ契約が必要) |
未登録番号からの電話を切ったとき、「あんしんな人」「お断りしたい人」として登録できる | 【メニュー/決定】→【5】→【5】→【1】→【1】→【停止】 |
まとめて解除する手順
【迷惑ストップ】→【メニュー/決定】→【*】→【メニュー/決定】
※ あんしんフラッシュランプだけは解除されません(必要なら上の表の個別手順で)
解除する前に考えてほしいこと
「知人に不審がられる」「操作が面倒」という理由で全部切ってしまう方が多いのですが、自動着信前警告(録音の予告)と自動通話録音は、詐欺電話に対してもっとも効果が高い機能です。警告メッセージを聞いて切る詐欺業者は少なくありません。ご高齢のご家族の電話機なら、「自動聞いてから応答」だけを解除して、録音系は残すなど、部分的な解除をおすすめします。
よくある質問
Q. 解除したのに、まだメッセージが流れる。
A. 自動着信前警告と自動通話録音は連動しています。また、機能ごとに解除手順が違うので、流れているメッセージがどの機能のものか上の表で確認してください。それでも直らない場合は、形名を添えてご相談ください。
Q. もう一度オンにしたい。
A. 設定方法は機種の取扱説明書に載っています。取扱説明書が手元にない場合は、形名(JD-〇〇)からお調べします。
Q. 子機がつながらない・画面が消えた。
A. 迷惑電話対策とは別の症状です。子機が「圏外」でつながらない/画面が真っ暗で何も表示されない をご覧ください。
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