車に載せているプラズマクラスターイオン発生機。赤いランプが点滅し始めた、あるいはそろそろ何年か経つけれど効いているのか分からない――。この製品にはイオンを出す部品(イオン発生ユニット)に寿命があり、交換時期が時間で決まっています。しかもユニットを交換できるタイプと、できないタイプがあります。当店で公式資料を確認して、違いをまとめました。
まず結論|交換の目安は「約17,500時間」
カップホルダーに置くタイプ(IG-NX15・IG-MX15・IG-LC15・IG-KC15・IG-JC15・IG-HC15など)は、すべて同じ数値で案内されています。
- 約17,500時間でユニット交換ランプが点滅します(1日24時間つけっぱなしなら約2年)
- 約19,000時間で速い点滅に変わり、運転が停止します
公式には「どの運転モードで使っても交換時期は同じ」と明記されています。弱めに使えば長持ちする、ということはありません。
💡通勤で使う方の実感に近い数字:17,500時間というのはつけっぱなしの場合の計算です。1日8時間くらいの使い方なら6年前後の計算になります。車の場合はエンジンを止めれば一緒に止まる機種がほとんどですので、実際にはもっと長くお使いいただけます。

ここが大事|交換できないタイプがあります
カーエアコンの吹き出し口に取り付けるタイプ(IG-KC1・IG-JC1・IG-HC1)は、イオン発生ユニットの別売設定がありません。公式にも、寿命を迎えて運転が停止したら買い替えが必要と、はっきり書かれています。
こちらのタイプの寿命は、1日24時間使用で約2年2カ月、1日8時間使用で約6年6カ月(総運転時間19,000時間)とされています。
この記事で挙げた機種では、カップホルダー型はユニット交換で使い続けられ、IG-KC1・IG-JC1・IG-HC1はユニットの寿命後に本体ごとの買い替えが必要です。外観だけでは判断せず、本体の形名で確認してください。ここを知らずに「交換部品はありませんか」とご相談いただくことがよくあります。

交換用ユニットの品番
お使いの機種で品番が変わります。公式の別売品データベースで確認できたものを挙げます。
- IZ-C100M:IG-NX15/IG-MX15
- IZ-C90MR:IG-LC15/IG-KC15/IG-JC15/IG-HC15
- IZ-C75C:IG-GC15/IG-FC15/IG-EC15/IG-DC15
- IZ-CB15:IG-CC15/IG-BC15/IG-BA15
注意点がひとつあります。取扱説明書には「IZ-C90M」と書かれているのに、現在の別売品案内では「IZ-C90MR」となっています。どちらを買えばよいか迷われる場合は、型番をお知らせいただければ当店でお調べします。
なお交換したユニットの保証は2年間です(本体は1年)。

交換の手順|IG-MX15の例
ここからはIG-MX15の交換手順です。機種によって部品の位置・外し方が異なります。作業前に運転を停止してカーアダプターを抜き、お使いの機種の取扱説明書に従ってください。電極には直接触れず、無理に部品を引っ張らないでください。



ランプの見かた
以下の4項目はIG-MX15の例です。機種によってランプの色や意味が異なるため、形名と取扱説明書を確認してください。
- ユニット交換ランプ(赤)が点滅:交換時期です
- 赤の速い点滅で運転が止まった:ユニットの交換が必要です
- 運転ランプが全部点滅して止まる:イオンが出ていません。運転を停止してカーアダプターを抜いてから、付属のユニット清掃ブラシで電極部を清掃し、ユニットが奥まで正しく差し込まれているか確認してください。電極には直接触れないでください。再び点滅する場合は、販売店またはメーカーへご相談ください
- 交換したあとは、運転を始めてランプが消えることを確認してください
IG-KC1は表示が異なります。約17,500時間で運転ランプ(青または緑)が点滅し、約19,000時間で赤の速い点滅に変わって運転を停止します。IG-KC1はユニット交換ができないため、寿命による停止後は本体の買い替えが必要です(IG-KC1取扱説明書)。

お手入れの目安
以下はIG-MX15の例です。お手入れ方法・時期は機種と使用環境によって異なります。お使いの機種の取扱説明書に従ってください。
- フィルター(吸込口):1カ月に1回程度。掃除機でホコリを吸います。汚れがひどいときは水洗いもできます(日陰でしっかり乾かしてから戻してください)
- ユニットの電極部:家庭やオフィスで使用する場合は6カ月に1回程度がIG-MX15の説明書の目安です。車載時は汚れや使用環境を確認し、機種の説明書に従ってください。必ず付属のユニット清掃ブラシで行ってください。ほかの道具は故障の原因になります。電極には直接手を触れないでください
- 本体:1カ月に1回程度。やわらかい布で拭きます
お手入れの前には、運転を停止し、必ずカーアダプターを抜いてください。なおIG-KC1のフィルターは水洗いできません(付属のブラシで清掃します)。他機種についても、それぞれの取扱説明書を確認してください。
車で使うときの注意
- DC12Vの乗用車専用です。24V車(トラックやバスなど)では使えません
- 不安定な場所に置かない、前方の視界や運転操作を妨げる場所に設置・配線しない
- 悪路や段差では、速度をゆるめるか本体を取り外してください(飛び出すとけがや故障の原因になります)
- 直射日光の当たる場所に置かない(変形・故障の原因)
- 車の電子キーとは30cm以上離してください。電波が干渉して、キーを認識しなくなることがあります
- エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプは、エアバッグの動作に影響する場所には取り付けないこと、運転席・助手席側のルーバーは避けて中央に付けることが公式に指示されています
- エンジンを切っても電気が流れる車では自動で止まりません。バッテリー上がりを防ぐため、カーアダプターを抜いてください
「ジージー」という音が聞こえることがありますが、イオンが発生するときの音で異常ではありません。
カーアダプターをなくした・断線した
カーアダプターだけの取り寄せもできます。機種によっては部品が新しいものに切り替わっており(IG-GCF15・IG-HCF15、IG-KC15など)、見た目や表記が変わっていることがあります。古い品番で探して見つからない場合も、当店で現行品をお調べできます。
相談の目安
- 型番(本体の底面や側面にあります → 型番の調べ方)
- 症状(ランプが点滅する/運転が止まった/においが取れなくなった)
- お使いの年数(だいたいで構いません)
イオン発生ユニット・カーアダプター・フィルターのお取り寄せもご相談ください。→ 純正部品の取り寄せ方法|正規取扱店ガイド
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本記事はシャープ公式の製品ページ・取扱説明書(IG-NX15/IG-MX15/IG-LC15/IG-KC1ほか)・別売品検索、およびサービスインフォメーションQAZ-199(2023年12月発行・イオン発生ユニットの互換品について)の記載を当店で確認のうえ執筆しています。交換時期・品番・注意事項は機種により異なります。お使いの機種の取扱説明書もあわせてご確認ください。交換用ユニットの形名は、取扱説明書と現在の別売品案内で表記が異なる場合があります。ご購入前にご確認ください。
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