洗濯機を台でかさ上げしている家は要注意|底のすき間から手が入る危険と、シャープの別売「底カバー」(各4,400円)

先に結論:真下排水などのために洗濯機を台でかさ上げして置いていると、本体の底と床のすき間から手や足が入り、底の回転する部分でけがをするおそれがあります。そのため日本電機工業会(JEMA)の呼びかけで、シャープを含む会員メーカーが別売の「底カバー」を用意しています。シャープのタテ型洗濯機用は3種類・希望小売価格は各4,400円(税込・部品代)。どのカバーが合うかは洗濯機の型番で決まります。取付費用などは別途、販売店に確認してください。かさ上げしない通常の設置について、資料では底カバーは不要とされています。実際の設置は、お使いの機種の取扱説明書・据付説明書に従ってください。

小さなお子さんがいるご家庭をはじめ、洗濯機を台に乗せて使っている方は、設置状態を確認してください。確認のために、すき間へ手や足を入れないでください。

かさ上げしたタテ型洗濯機の底と床のすき間を示す図。底には回転する部分があるため、運転中は絶対に手や足を入れない。
かさ上げすると本体の底と床の間にすき間ができることがあります。図は説明用のイメージです。
目次

なぜ底カバーが必要なの?

シャープのサービス資料(QRS406)によると、背景は次のとおりです。

  • 真下排水などで、洗濯機を置き台でかさ上げする設置が増えている
  • かさ上げすると洗濯機と床のすき間が大きくなり、洗濯機の中に手足を入れられてしまう
  • 底の回転する部分に触れて、けがをするおそれがある

そこで日本電機工業会(JEMA)が注意を呼びかけ、会員メーカーがそろって底カバーを別売で用意しています。

そもそも、なぜ底が開いているの?

シャープのサービス資料QRS406(2022年9月改訂)では、輸送時に洗濯槽を保持するため、底から梱包材を差し込む構造が説明されています。機種ごとの構造や設置条件については、取扱説明書・据付説明書をご確認ください。

シャープの底カバーは、洗濯機本体の底台に取り付けて、回転部などに手足が触れるのを防ぐ部品です。床とのすき間を外周から囲う部材や、水漏れを受ける防水パンとは別のものです。底カバーを付ける場合も、すき間や子どもの接近への対策をあわせて確認してください。

シャープの底カバーは3種類

品名流通コード希望小売価格
底カバー(L)210 323 10334,400円(税込)
底カバー(S1)210 323 10374,400円(税込)
底カバー(S2)210 110 25114,400円(税込)
底カバーL、S1、S2の形状と流通コードを並べた図。希望小売価格は各4,400円税込で部品代。洗濯機の型番と公式の適応機種を照合して選ぶ。
製品画像:シャープ公式「別売オプション品」。画像の大きさは実際の比率を示しません。価格は2026年10月2日確認。

価格は2026年10月2日にシャープ公式ページで確認した希望小売価格です。部品代のほか、取付費用などがかかる場合があるため、総額は販売店にご確認ください。

大きさだけでカバーを選ばず、洗濯機の型番で適合を確認してください。シャープ公式の別売オプション品のページで確認できます(S2はES-GE5K・ES-GE5J・ES-GE5H・ES-GE5G・ES-GE6H・ES-GE6G)。機種ごとの別売品一覧に底カバーが載っていない機種には取り付けできないとされています。型番をお知らせいただければ、当店でもお調べします(型番の調べ方)。

底カバーの取り付けは、適合確認から

  1. 洗濯機の型番を確認する
  2. 公式の適応機種と照合し、販売店に部品・取付費用を確認する
  3. 機種とカバーに合う取付説明書に従って取り付け、設置・試運転を確認する

サービス資料QRS406には、L・S1を取り付ける際に本体を倒し、ツメを掛けて6か所をねじで固定する手順が載っています。ただし、この手順をS2を含む全種類に共通の方法として使うことはできません。カバーごとの取付説明書を確認してください。

洗濯機本体を動かす作業が必要になるため、初めての方は販売店・設置業者に取り付けをご相談ください。水抜きや本体の移動についても、お使いの機種の説明書に従ってください。

すき間があるとき、まず守りたいこと

JEMAの安全案内(2026年1月版の安全チラシを掲載)では、次の注意を呼びかけています。

  • 洗濯機の下に手や足を入れない。運転していないときも、子どもが入れないよう説明する
  • 下の掃除や落とした物を取る前には、電源プラグを抜き、洗濯機が止まっていることを確認する
  • 運転中は、ベビーゲートなどで小さな子どもを洗濯機に近づけない
  • 下部にすき間ができている場合は、すき間を覆う対策と、安全な設置への変更を検討する

設置方法や使える部材は機種・設置場所によって異なります。すき間対策や底カバーの適合について、メーカーや販売店にご相談ください。

すき間に手や足を入れない、下の掃除や落とし物を取る前は電源プラグを抜いて完全停止を確認する、運転中は子どもを近づけない、という三つの注意。
底カバーの有無にかかわらず、下まわりの安全に注意してください。

あわせて確認したいこと

真下排水の設置では、排水ホースの通し方にも注意が必要です(ドラム式の排水まわりが心配な時に見ること)。


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